どうやら、私がした体験は、ワンネスというものだったらしい。
あれから2ヶ月たったけれど、いろんな心理状態になりながら生きている。
前回紹介した、ワンネスの扉の本に書いてあったことが、私の身にも起きた。
ただ、とても個人的な体験だったので、誰かに分かってもらおうとしても、無理だった。
日常に戻ってくると、一生忘れられない心深く刻まれた経験に呆然となった。
脳での解釈はあとからやってくる。
気持ちが落ち着いてくると脳がモノローグを始めた。
「今のはなんだった?」
「どんな意味だっただろう」
「これからどうすればいいんだろう」
脳はワンネスと違う次元で働いている。
まるで違う惑星から戻ってきたような感覚が続いた。
遠い異国の旅から帰ってきた直後に、いつもの見慣れた日常が違って見える時のようだった。
ただそれと違うのは、自分の全身の波動が変わってしまったという感覚だった。
自分が「私」だと思っている私は脳がつくったもの。
真正の「わたし」はノンローカル(非局在=遍在)であり、時間にも空間にも束縛されない、肉体の死を超えている存在だ。
ステージ5に至ると、必ず身体から警告が響きはじめる。
「それ以上体験をつづけると、心臓が止まるぞ」と。
とたんに日常の現実に引き戻され、気がつくと両手両ひざが床についており、心臓に激しい疲れを感じる。
心臓が止まるギリギリまで進んだような気がする。ワンネスが何分つづいたか感覚がない。1秒? 1分? よくわからない。
私の場合、ワンネス体験は、突然仕事中に職場で起こった。
これ以上、宇宙空間にいたら、肉体に戻れなくなるという、大きな警告音が私にも鳴り響いた。
私の肉体は、遥か下にあって、魂だけが、宇宙空間にいるので、その高低差が死ぬほど怖かった。
お願いだから、私を戻して!
と、呪文のように唱えていた。
やはり、あれ以上、宇宙空間にいたら、私、死んでいたんだなと、確信になった。
肉体に意識が戻ったとき、深呼吸した。
そして、身体がギッチギチだったので、軽くストレッチをしたことを覚えている。
死にかけたと、感じた。
周りに気が付かれなかっただろうかと
キョロキョロして見渡したが、誰一人として、
大丈夫?
と声をかけてはくれなかった。
落ち込んだ(泣)
ワンネスが何分つづいたか感覚がない。1秒? 1分? よくわからない。
ほんとに、時間が、全くわからない世界だった。
時間が、ない。
グラウンディングが、私は今出来ていないから、自分の立ち位置がよくわからなくなっております。
自分は、今、どこにいる?