「美術は魂に語りかける」書評 重ね刷りがアートに昇華する時|好書好日
この造形作品、横尾さんの夢の中に出てきたというのです。
ある夜、新聞を開いたら、まだ書いていない書評が掲載されていて、しかも、「ダダの詩のように、文字が重層的に印刷されて読めないものだった」と。
読めそうですんなりは読めないこの書評ですが、『美術は魂に語りかける』について横尾さんは、一般的な美術論を超えて「鑑賞者のアート観を根底から震動させるに違いない」と読み解き、アートの使命について考えています。
活字の塊から、なにか別のものが見えてきませんか?
夢の中の世界って、本当に、あるの。
キーリー聡美さんが言っていた。
ほんとに、体験しているの。
別の宇宙の惑星で。
寝ている間はシータ派とかになり、顕在意識から離れることができる。
魂だけで、生きている世界。
横尾忠則さんは、よく、宇宙からメッセージを受け取っていて、それをアートに昇華させているね。
読めない文字
は、何を表すのか。
心の眼で見ろ、読め
と、私は宇宙メッセージを感じたよ。
文字という概念を超えろ