私、オノ・ヨーコさん、お会いしたことある。
と言っても、ラジオの公開放送にオノ・ヨーコさんが、ゲストに出て、その最前列に私がいたってだけなんだけど。
当時のイギリスやアメリカで、日本人、ってだけで、ものすごく世界から叩かれたのは想像に難くない。
ものすごく嫌われたと思う。
でもさ、彼女はとっても素敵な女性でしたよ。本物見たけど。
強い女性。
子どものために、頑張って生きてきたんだね。すごい。
一番嫌な相手を許す。
地球で一番難しいことなんだよ。
だから、一番嫌な相手に
bless you
って、なかなか普通はできないことなんだよ。
私は、仕事でどうしても付き合わなければいけない人たちがいて、ものすごく、悪口や憎悪を向けられたことがある。
結局雇われていた店に不満があり、その悪口を、何も知らなさそうな私に向けていただけなんだけど。
それはもう毎日、怒りの矛先を向けられて、私大腸にポリープできたからね(笑)
我慢に我慢を重ねて。
でも、私は言い返さなかった。
悪いのは私ではなく、職場環境だったからね。
私は単に、サンドバッグにされていただけだったのを、知っていたから。
だから、言い返さずに、
もちろんストレスMAXで、体調も壊したし。
ただ、馬の耳に念仏っていうか、相手の愚痴、不満、怒りを流して無視していたら、あら、不思議。
相手が謝ってきたの。
でも、私は一歩も、引かなかったよ。
だって何で謝ってきたか、分かったから。
不平不満を受け入れてもらえなくて、自分の立ち位置が危うくなっていることに気がついたから。
それだけ。
謝っておけば、自分の立ち位置が危うくならずに済むから。
それだけ。
だから私は、相変わらず流して無視していた。
そしたら何が起きたと思う?
一人辞めていったんだよ。
そしたら一緒に愚痴不満を言っていた人たちはどうなったと思う?
自分達が言っていた、不平不満の負のエネルギーを、私が受け取らないもんだから、全部自分たちに跳ね返って来たんだよ。
見ていて怖かったよ!
次々と体調を崩し、手術や入院をし、中には突然半身不随になり、仕事を辞めざるを得なくなり、みんな追い込まれていった。
私が何もしていないのに、全員、仕事辞めて行った。
ビックリしたよ。
ある日突然、サーッと、辞めて行った。
そういうこと。
不平不満、悪口、批判、憎悪、怒り
こういう人間の悪の感情は、相手が受け取らないと、言ったことが全部自分に跳ね返ってくるだけだから。
相手が憎悪を受け取らなければ、それは言った本人の問題ってことに、変化しちゃうのよ。
「Bless」=祝福
相手に祝福を送ることは、
自分に祝福を送ることと
イコールなんだと思います。
わだかまっている人がいるなら
その相手に
1週間、祝福を送ってみよう。
それは自分を祝うことになります。
Bless you