最初の「至高体験」は、「予告編」のようなもので、たどり着ける最高の段階を「ちら見」させてくれただけの体験に過ぎません。
実際その段階には、まだ達していないけれど、その道を進めば必ず最後にそこにたどり着けるよ、という意味で、ハイヤーセルフが見せてくれた特別な体験だったわけです。
でも、一度それを見てしまえば、このような境地の存在を信じないわけにはいきません。その強烈な実存の感覚は、実際に体験した人なら皆首肯するでしょう。だからこそ、そこからがものすごく大変なのです。
三次元の中に生きながら、いつもこの頂を目指して、どこにも印のない道を探してさまよい歩かなければならなくなるからです。
普通に仕事をして、毎日くだらない(と思えてしまうのです)人間関係に忙殺され、無意味な目標とか、数字とか、お金とか、そんなもののために生きるのが苦痛で仕方がなくなってしまいます。
本気で人里を離れて、一人で山ごもりしてしまいたい、インドにでも行き、ヨガ行者にでもなりたいなどと考えてしまいます。
でも、それをやってしまったら、三次元とはおさらばになってしまいます。
このような「分裂」した内面を持ったまま生きなくてはならないのが、「覚醒」「至高体験」を経験した人の心性です。
「至高体験」から徐々に遠のき、三次元の中にもまれているうちに、あれは妄想だったのではないかと感じることもあります。自分が、精神病や神経症になってしまったように感じられ、恐ろしくなってしまいます。
私か!
全く同じ行程を辿っている!
まさに、私か!
ハイヤーセルフが見せたのか!
宇宙の創造神は。
すごい恐ろしい世界なの。
スピリチュアル世界って。
だから、簡単に、解脱だ、宇宙だ、言ってほしくない。
死ぬほど怖い世界だから。
私は精神病を疑った。
忘れようともした。
でも最近、スピリチュアル楽しむ自分も産まれた。
なぜか手が痺れたり、変な夢みたり、目眩や体が揺れている感じ、耳鳴りは続いていて、精神病かもとは、若干思う(笑)
ただ、旦那さんは
最近落ち着いたね〜
と、言ってくれる。
依存が、全く、スパッと、なくなった。
酒もあまり飲まない
ゲーム依存がなくなった
お腹いっぱい食べられない
スピリチュアル没頭
体は不安定
でもなんだか、前より宇宙的生き方を受け入れ始めている。
どこに向かうのか